大河ドラマ直虎に木綿の着物登場!女性の主人公の場合、生活に密着したものとしての着物は、とても重要な役割を果たしているなと、男性主人公の時と違った楽しみかたをしています。男性の場合、単純に社会的な地位を現している場合が多いかな。

新商売として、木綿の栽培に目を向けて、取り組んでいく様子が描かれていました。木綿の持つ特性である、柔らかさ、保温性についても、言及されていました。麻を纏っている庶民を暖めるもの=庶民を潤し、生活を潤すもの。ここの部分をリンクさせて、新たな事業として取り組んでいく。小国の、領主ならではの、描き方にひそかに、そうよ。と一人膝を叩く!歴史の表舞台で活躍するヒーローではないからこその描き方をしてくれている大河に、拍手!!台詞回しにちょっと説明的な感じもうけましたが、それは、仕方がないかと。(笑)是非、領民が木綿を作り上げ、木綿の新たな感触に、心を踊らせる様子を描いて欲しいと願います。日本人の根本的な性格を、変えたとも言われるのが、木綿です。年中麻を着て凍えるような寒さをしのいでいたのです。革命的な温かさをもたらした、日本人の心と体を温めた木綿。領主の求心力を持たせる中盤の話の核として、描かれていることが、とても嬉しく思います。直虎頑張れ!と、密かにエールを送ります!