そういえば、昨年も中学生の宿題について書いたような気がするのですが、これは、デジャブ?イエイエ、恒例行事です。宿題がギリギリまで終わらないらしいです。もう、知りませんよ。とかいいつつ、誤字脱字の添削指導。文章チェック。良く書けてるよ!と誉めたいのは山々ですが、容赦なく校正を入れています。私が以前娘に話したインド刺繍についての調べものをしたいという着眼点は宜しいが、B5一枚で収まるわけがない内容でしょ!と説教したい気持ちをグッと堪える。(笑)インドの染織は紀元前2000年に遡ることができるので、日本の遥か先輩にあたるのよー。仏教と共に渡ってきたのよ。とかなんとか、言いながら、心の中では結構嬉しかったかもしれません。

昔、私が中学生の頃頑張って書いた作文を一言も誉められずに添削指導された時には、なんだか悲しかったのを、覚えているのですが。歴史は繰り返してしまうんですね。トホホ。

無言でチェックを入れていたのは誰だったのだろうと考えると、誉めるのが下手な父だったような。国語が得意な姉だったような?

校正と言えばもうひとつ。父は長いことものを書く講座をしたり、落語長屋というサークルの瓦版を書いたり、江戸文化の講座をしたりしていますが、最近とみに目が悪くなり、久々に見たエッセイが誤字脱字が多く衝撃を受けました。染織に触れていれば内容の訂正が私から見ると有りますし、立場が逆転したかのようですが、発行前に私が校正することになりました。

何らかの形で、父の足跡を残したい。そんなことを思うようになりまして、父のエッセイをここに残そうかと考えています。