昔から、着物関係の女ばかりの職場に居ましたが、女性ばかりの仕事場は、人間関係がきついのでは?と聞かれますが、キツいこともあったかもしれませんが(忘れっぽい)、圧倒的によくしていただいだいたことの方が多くありました。あ、でも、思い出せば色々あったかも。好きな仕事していたせいでしょうね、あまり気にならないのかな。

この季節出会いと、別れが多く。相変わらず、女性ばかりの職場で働く私は、いつの間にか、娘であってもおかしくない年代の子達が、就職する季節を迎えました。皆可愛くて、本当に素直で良い子たちで。結婚して辞めるかたもいて、旅立つ人たちは、幸せであってほしいと心から願います。

私自身、何を進めていくか、課題は残っています。女性は、ステージによって、出来ることが変わって来ると思います。様々な年代の人を見るにつけ、その時々の優先順位があるなと思うのです。着付け師は、長いこと続けられることもありまして、やっていきたいという声も聞こえてきます。身近な人たちを着せることからしていきたいということを、聞くとまるでそのまま、10年前の自分の姿を見るようです。幼稚園のママさんや、先生方を着付けることや、浴衣の講習をする事により、仕事を再開していったからです。当時は、着付けの仕事を得るために派遣元と繋がって仕事を頂いてもいた。まさか、自分が派遣する立場になろうとは、夢にも当時は思わず。

不思議なものです、呉服屋さんに就職を決めたかたもいました。結婚のために退職した方も。

時系列で、自分の人生を見ているようで、どうりで皆がいとおしく感じるわけです。その時々で精一杯やっていたこともあるでしょう。

 結論を言えば、女ばかりの職場は、楽しいです。(笑)