2018年6月15日営業畑と技術畑
1人で仕事をしていると、営業と技術両方兼ね備えていなければなりませんが、やはり人間どちらかが得意。といった感じでして。私は、営業畑育ちだなとつくづく思います。
大体尊敬する人は、技術畑の人が多く。そういうかたは自分の技術的なことをアピールをなさらない。そういう人こそ、世に出さねばという使命感がわたしにありまして。余計なお世話だと思うのですが、結果様々なことをすることになっています。
振りかえれば、私は父と似ていまして、父の会社メーカーでしたので、社長は技術畑と決まっています。父は破天荒で型破りな営業職。既存のやり方にのっとらない。若い間は相当叩かれたけれど、ずば抜けた営業センスを持って居たため、頭角を現し営業職の中でのトップの地位まで登り詰めました。今でも覚えているのは、何故か社長が、「たっちゃん、たっちゃん」と呼んでいて、社長さんが社有車でうちに父を送りに来ていたりしたこと。「一体何者?この人。」と父のことを思っていました。
リタイア後は、趣味の落語研究に精を出し、地元で江戸講座をひらけば何十人と人を集め、大学の公開講座を受け持つようになりました。江戸の町を巡る散歩を大勢を引き連れて、続けています。
車の両輪のように、営業と技術が噛み合い、認めあい、成長を遂げていくこと。
次のステップに進む鍵は、そこにある気がするのです。