2014年8月5日着付け教室3回目
着付け教室3回目です。昨日と比べると着物の衿の部分が、大分すっきりしているのをお分かりいただけると思います。
この衿元一つで、印象がとても変わります。着物は3回目になり、大分手順をしっかり覚えられたことにより、さっと合わせて綺麗な衿を作ることができました。
逆に2回目だった帯は、戸惑うことが多いようで、不思議なことに1回目に無心でやっていた時より、苦手な部分が出てくることがあるようです。
私の教室では、あまり鏡に頼らず、手の感覚で覚えてもらうようにしています。
ちょっと便利に帯を押さえるためのクリップなども使いません。
ここを緩めてはいけないということや、ひっぱるとずれるなどということをしっかりと体感してもらうために使わないことにしています。紐一つの役割、帯揚げひとつの役割、わかって着ているのか、そうでないのかによって仕上がりが変わっていきます。一つ一つのものが役割を果たしてこそ、調和の取れた装いが生まれると言えるのかも知れません。