少しずつ、小さな規模でのイベントを企画させていただく機会が増えて来ましたが、大きくするのにどうする?収益に繋げるのには、どうする?人員はどーするの?というのは、ついて回る問題だと思います。

そんなことを考えていたら、サケカスコちゃんから、「創造市というグループが、あってあちこちで、イベントを成功させてるんですよ。創造市のイベントコーディネーターとして、足柄の瀬戸酒造さんが持ってる瀬戸屋敷という古い茅葺きの建物で、イベントをしようと考えてるんですよ。一緒に話を聞きに行きませんか?」

と言われて二つ返事で、瀬戸酒造へ行って来ました。瀬戸屋敷は、結婚式もできそうな素晴らしい場所で、こんな面白い場所があったとは!と感心しました。酒造見学も、本当に楽しく。トゥクトゥクという、オープンタクシーに乗せて貰い、下手なアミューズメントパークよりこれは、面白いぞ。大きな蔵に、沢山の人が入るため、これは、落語の寄席をイベントに組み込んでしまうのもよいのでは?と思いました。折しも父が、寄席イベントを定期的に開いているため、この人にやらせればよいのでは?酒をぶら下げれば、乗ってくるはず。と踏んだらこちらも、二つ返事。(“⌒∇⌒”)ろくに親孝行もしない娘ですが、父が元気でいてくれることだけは、切なる願い。

どういう形におさまるかわからないですが、イベントにのらせてもらい、やってみようと考えています。

 1532232410051

 1532232887277

ڍׂ͂

最近少しずつ、振り袖を選ぶ機会が増えてきました。美しくご成長されたお嬢様を前にすると、胸が一杯になります。

沢山のパンフレットが送られてきて、買うのか借りるのか、ママの着物を利用されるのか、悩む方が、多いだろうな。と思います。

情報が直ぐ手にはいる分、選択するのが大変なんだと思います。自分の考えや、思いに答えるものは、どこにあるのか、実は探しにくくなっています。

判らないから、じゃ、セットのプロの取り合わせなら、安心で、こんなもんかしらね。

ということになると、どうしても万人に受けるものになる。これって、そういうものなの?という疑問に思う方が、私のもとにいらっしゃる。

お探しするときに気を付けるのは、私は先に自分の意見をなるべく言わないようにしています。プロの意見と言われても、先に言ってもらおうと考えています。

それぞれの思いを上手く引き出して、時にぶつかりあって、結論を導き出すのに、参考になるようなことをお伝えするだけです。

私自身、若い頃人の意見に押されて、自分にはセンスがないんじゃないか?人と違ってしまってよいのか?と考えていました。

お振り袖を合わせていると、お嬢様とお母様がそれぞれ顔色を伺っている場合もあります。「私はこれが好きだけど、お母さんはこっちなんだろうな。」と、考えておられることもある。お世話になっているお母様に、「私はこちらがいいんですよ。」と、伝えにくい娘さんと、考えはあるけれど、娘さんの気持ちを大切にしようと、待っているお母様。静かな思いのやり取りの後に、しっかり選び抜いたものは、私はその方にとっての、宝になってくれるのだと信じています。

 

 

 

ڍׂ͂