着付けやの私は、時折、着物探しの旅にでます。

思い描く着物はどこにあるのか、

あちらこちらへと。

古い着物を着物一枚分ほど掛かるけれど、修復して着るのか、そんな現場に立ち会ったり。

時に店員として、店の中でベストなものを探す。これも、楽しいです。一緒に中古品で探すこともありますし。

探しに行った先で、格安で、人間国宝の方が作った仙台平に出会ったことも。

古い着物を見つめていると、ふと、着物に時空を超えた場所に連れていかれる感覚を覚えることも。こうなると、既にアブナイ人。自覚あるんですよ、一応は。

いずれにしても、人と着物が惹かれ合う出会いの瞬間があって。その場に立ち会う機会が増えてきたように思います。

 

 

 

 

 

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今年はやってみようと思ったことを順繰りにさせていただいているのですが、

異業種交流会はその一つです。

あちこちの異業種交流会を出たわけではなく、倫理法人会に呼んで頂き、お話させていただいた時に、何となくやってみたいと思いました。

男性が出るような本格的な異業種交流会は、本格的過ぎて腰が引ける。(“⌒∇⌒”)一口に起業といっても、並のサラリーマンより稼ぎのある本格的なかたから、私のように好きな仕事を細く長くつづけていこうという人。子育て経験をいかして、何か次の世代に役に立ちたいと考える人。元々趣味だったものが、仕事になっていった人。

何より色々な人が周りにいて、色んなスタイルで仕事をしているなあ。と思ったのです。

別に今何かの形になっている必要もないと思うし。逆に販路をガンガン広げようと考えていたら、物足りない人もいたかもしれない。大体、言い出しっぺが、大好きな小さな小さな仕事を積み重ねている人間です。

着付けやの性は、着物や帯や小物の取り合わせを考えているのですが、人も同じでして。引き合わせて起きる化学反応は、予期せぬことが、起きるのです。時に、失敗もいたしまして、迷惑も掛けますが、大体は、原因は自分に起因するもので、それについては、しっかりと自分を見つめ直したい。人は鏡。自分の欠点を写し出すときもある。

周りに支えられて、更なる飛躍へと、繋がるものだと信じています。

素敵な交流会になりますように。

 

 

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