人に殆ど言ったことがないのですが、私は小説を書きます。あまりにも、恥ずかしいので、この先、匿名以外で、出す予定は無論ない。(“⌒∇⌒”)このカミングアウトも、すごい勇気。

この性質は昔から変わらず、中学校では、文芸クラブに所属していたはずなのに、作品集に自分の小説はありませんでした。親に見せるなんてとんでもない。強制的に書かされる卒業文集など、苦痛以外の何ものでもなく。貰ったら絶対読まないで、どこかへやってしまうのです。

じゃ、よくこんな風に書いてるよね。と言われるかもしれませんが、これは、言わば読書感想文。平気なジャンルです。自分の妄想ワールドを晒すということが極端に恥ずかしいのです。

子育てして面白いのは、それぞれが得意ジャンルが違うこと。口下手な兄は、昔から接続詞や、言葉の順番がおかしいため、要領を一向に得ない。ところが、俳句を書かせると、いい案配になるのです。倒置法を駆使して、生き生きとした世界を描き出す。簡潔余韻型。

真ん中の娘は、冷静に客観的に文章を考えて、尚且つカッコつけること、人に聞かせる前提を忘れない。身ぶり手振りを交えて練習して、分かりやすいか、説得力はあるか、入念に準備をする。壇上発表型。

一番下は、日常をシュールに、かつユーモラスに、キャラクター設定もしっかりとした漫画を描く。クラスメイトにもしっかりと読ませ、シリーズ化連載化されてます。これのすごいのは、そのキャラを使ったなりきり劇をクラスで発表。再演されたりしている。自ら、脚本を書き、主演、監督もつとめる。尚且つ、キャラのラインスタンプを製作して、販売もするという。セルフプロデュースチャッカリ型。(笑)

彼らに比べれば、私は、ムッツリスケベ型、いえ、地下出版型。あの子達みていると、もっと表に出していこうと、思えなくもない、いや。やっぱり無理だ。

それから、主人も学生時代歴史小説を書いていたらしいとのこと、結婚20年目にして初めて知る共通趣味が、あるのかないのか(“⌒∇⌒”)今度実家で、調べてみよう。