補整は、綿花やタオルで行いますが、これからお出かけの季節、特にお子様の七五三の着付けの補整は大切になります。着崩れを起こさない事はもとより、苦しくないような工夫。整え方のポイントをお伝えしたり。トイレに行くときのフォローの仕方に至るまで、心配性の叔母さんのように、あれこれあれこれ。事前の打ち合わせから、入念にお話を伺います。何時間くらい着るか、移動手段なども、天候も気になります。送り出したら、終わりではなく帰ってくるまでが仕事なのです。気持ち良く1日を過ごしていただけてこその仕事です。

だから、お子様が、脱ぎたがらない程気に入ってくださったと伺うと、心からほっとします。何時までもこの心配性は治らないのでしょう。自分の事は行き当たりバッタリのズボラなくせしてと、家族には笑われそうです。