遥々と、結城まで旅して作ってきた雪花絞りの浴衣!鎌倉市花火大会のイベントで、初お目見えとなりました。

この浴衣、指導してくださった、稲葉藤五郎先生のオリジナルで、巻きはじめと巻き終わりで、花の色が変化していきます。

6月20日に染め体験をして、20日後に、山口さんのお宅に届き、花火大会に着るから、23日必着で作ってね♥️という、いつもにました酷い無茶ぶりに答えてくれました。

柄をどーするという相談に、お任せで♥️と答えたら、それは困るというお返事が。だから、竿にかけた3つの柄だしプランから、チョイス。昔から、私はこういう、花が沢山咲いている反物は好きで。これからは作る勇気はないのですが、浴衣なら派手でもいいよね!と早速着てしまいました。ところが、人様に着付けるのに忙しく。ちゃんと写真を残せなかったため、改めてスタンに着せてみました。僅かな時間差で、柄の染まり具合、色の出具合が異なります。良い染料を、ふんだんに使い変化する染めは見たことないくらいに贅沢な浴衣。三角に丁寧に畳んだ浴衣を、三角の頂点に染料を染み込ませて行ってそれを、広げると花が開きます。世界でただ一つ。オーダーメイドで、色を決めて、一流の染めの職人さんに染めてもらう贅沢さ。さらに、あーでもないこーでもないと、柄だしを考えて誂えてもらう楽しさよ!

これからも、皆さんに、着物を楽しんでもらうように、やっていきたいな。誰かにお仕着せにされるのではなく、自在にあちこちを巡りながら、着物の姿を模索していきたいなと思います。

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