いかに辺境の地のホームページとは言え、細く長いこと仕事をしていると、ささやかな素敵なことがありまして、こういった展示会のご案内を頂けるのです。ありがたや。

簡単に、シェアして情報を拡散することができる昨今、こうして封書でお手紙いただけると、何か格別に嬉しいものがあります。また、町田は私の出身でもあり、武相荘には、亡き父母と着物展にいったなあと懐かしく思います。文化人の実用性の高い着物は、きらびやかさとは、無縁の静かで、骨太の着物だった記憶があります。もう、20年以上も前のこと。あの場所は変わらずにあるのだろうか。町の様子は変われども、去りゆく人もあれども、この強い眼差しと共に変わらずあるもの。

懐かしい場所に、姉を誘っていこうかな。

秋の小さな旅を。風の誘いに応えて