2019年1月7日刺し子と母の刺繍
北鎌倉古民家ミュージアム 刺し子展にいってきました!モノクロの繊細な世界に感動。
北国にすむ人々の忍耐強さが生んだ多様な紋様の刺し子。4、5さいから、針を持ち初めて、14~15才には一人前になるといいます。
私の母は、刺繍が、とても上手でしたが、目を悪くしてから、何十年と刺繍をしませんでした。
ところが、晩年認知症が進んでから、もう一度針を持ち、たどたどしい運針で、いくつも作品を作っていました。往年の美しい針目を知っていた家族としては、針目の乱れを見ると切なく。なんとなくしまいこんでいたのですが、
もしかして、針を持ち始めた頃に戻って、とても、楽しんでいたのかな。
そうだったのかな。
そうだったらいいな。
もうすぐ母が亡くなって三回忌を迎えます。