妊婦さんのお着付けが増えているので、なぜかなー?とおもっておりましたら、実は方々で断られたとのことでした。昔の人って普通にきてらしたので、普通に着れるんですよね。安定期に、あまりお腹が、出て来る前なら、問題はないのです。

心がけることは、いたってシンプルで、ご体調に無理のないように、よく伺いながら、腰ひもは安定する高い位置にとか、帯はしたは締めなくても大丈夫。補正はお腹に掛けて、平らに作ることとか意識してします。体調によっては、無理せず、キャンセルしても大丈夫なことも伝えます。寄り添う気持ちを持つことが、何よりでなのかなと思います。

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間もなくですが。新しい着付け師さんたちのデビューが来ます。練習を重ねて、実践の場で研修、出張なら同行していただきながら覚えていきます。無論私も、勉強も、練習も重ねていかなくてはいけません。ここまでというものがない世界です。人間得手不得手もありまして、ずらりとならんで一斉に着付ける現場は、私はどちらかというと苦手意識があります。でも、そんな現場も大切です。

「何をお客様に求められているか」誠実に、正確に応える着付け師は、重宝されるようになるのだと思います。誰だって、はじめて仕事をすることがあるのですから。お客様に育てて頂くことの方が多いのです。私も初めてお客様にご依頼いただいた仕事は忘れません。初めての生徒さんのことも忘れません。必死さだけで、未熟であったと思いますが。そして。初めて仕事をする人に向けて研修をしたことも忘れません。どんな方も、私には恩人に思えます。温かく、受け入れてくださったからこそ、続けてこれることができました。今でもそうですね。

困難に思うときも、自信を失うような時も、多々ありましたが、なんとか今までこれたから、私の経験も役に立てたなら、良かったと思います。

来年に既に着付け師になるための講座を開いて欲しいという要望もあります。会場を提供をしてくださるところも見つかりました。思えば、道は、きっと開ける。念ずれば、きっと願いは叶う。諦めずに進むこと。これが大事なことだと思います

 

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